プログラミング教育に関する世界と日本の状況、デジタル教育について
教室長の中川です。
プログラミング教育に関する世界と日本の状況、デジタル教科書について纏めてみました。
今後、小中学校におきましても、デジタルを使った教育が普及していきそうです。
2018年のOECD生徒の学習到達度調査
2018年のOECD生徒の学習到達度調査によると、授業でデジタル機器を使う時間はOECD加盟国で最下位ですが、ゲームやチャットなどの娯楽にデジタル機器を使用する時間は、日本がダントツで1位のようです。(出展:OECD生徒の学習到達度調査)
3年前のデータではありますが、日本の生徒はデジタル機器に慣れ親しんでいるのに、学校側(教員や機材など)が追いついていないというのがこれまでの状況だったと思います。
GIGAスクール構想
GIGAスクール構想とは、全国の小中学校で児童・生徒1人に1台、パソコンなどの学習用端末を配備し、校内LANを整える政府の計画(2019年提唱)です。今後、教育においても、デジタル端末の普及が進んでいくものと思われます。
デジタル教科書
教育のデジタル化を推進するため、政府は、タブレット端末などを使って児童や生徒が学ぶことができる「デジタル教科書」について、授業時間の2分の1未満としている使用の制限を撤廃する方針を固めました。(2020年12月22日 )
教科書に関する文部科学省5案
文部科学省は1月27日、デジタル教科書の本格導入を検討する有識者会議に、小中学校の教科書は2024年度以降、紙とデジタルの併用とするなど5案を盛り込んだ中間まとめの骨子案を示した。中間まとめは3月までに策定する見通し。
【文科省5案】
▽全てデジタルに変更
▽全て、または一部の教科で紙とデジタルを併用
▽一部の学年・教科にデジタルを導入
▽地域や学校ごとに紙かデジタルか選択
▽全教科デジタルとし、必要に応じて紙を貸与
当校でも、世間の状況を見ながら、プログラミング教育に活かしていきたいと思います。